御見舞、きんてつ鉄道まつり2016 ~会社が沼なら公開もまた沼~
どうも、気がつけば5月も2/3が過ぎていることに驚きな既望路です
このままでは昨年の7月ぶりに、どこへも出かけなかった月になるわけですが、まあ事情が事情なので仕方がなし
さて、恒例のネタ切れ寸前近況報告
前々から気になってたの、お買い上げ pic.twitter.com/CVPiDjNLtr
— 既望路 (@after_full_moon) 2020年5月19日
先日、かっちょええトランプと、かわゆえ咲夜さん本をお買い上げ✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌ pic.twitter.com/0neZbd6S6q
— 既望路 (@after_full_moon) 2020年5月21日
初任給入ったことを良いことに、早速散財していやがります
10k超えのお買い物も時間の問題でしょうか…(
まあ、飯の質は相変わらずですが
というわけで、早速本題へ参りましょう
では、どうぞ
2016年10月26日
この日は自転車をキコキコと走らせる
いくらバイト代が入ったとはいえ、所詮夏休みだけの短期バイトなのでいつかは底が尽きる
というわけで、絶賛いつもの運賃ケチケチ大作戦
山肌に、なにやら張り付いていますね
おらぁっ!173mm発動っ!(35mm判換算973mm)
黄色いケーブルカー
最大出力202mm電子ズームっ!(35mm判換算:1136mm)
未だに近鉄完乗できていないので、さっさと乗らないとですね
(信貴山に至ってはいつでもいけるはずなのに)
まあ、今回の目的はこの西信貴ケーブルを気合で撮ることではなく…
こちらの車両所公開への参戦になります
(どこだよ、てか何これ)
お見舞い、きんてつ鉄道まつり
写真は誰かの生首
こちらは3000系の生首
東急車輛がステンレス車両の製造法公開を渋っている間に、近畿車輛が自力で開発したオールステンレス車
結局、以後の製造はステンレスではなくアルミ合金でやっていくことになったので、3000系以降近鉄でステンレス車は製造されず
そんな近鉄唯一のオールステンレス車でしたが、いまでは生首がこちらの高安に眠るだけです
あと、訳わからん分野なので触れずにスルーしようとしましたが、車体の他にも色々試験的な機能を装備しており、この3000系は近鉄唯一(多分)の電子チョッパ制御車でもありました
既存の抵抗制御車に変わる、新たな制御方式として採用された電子チョッパ制御でしたが、製造コスト云々で結局界磁チョッパがメインで採用されることに
知りませんけど
近鉄唯一のオールステンレスにして、電子チョッパ制御ってとこでいいんじゃないですかね、ええ
知りませんよもう(逆ギレ
こちらは台車の展示
空気ばね式うんぬんかんぬんの説明が細やかに記述されていますね
「きんてつ鉄道まつり」なんて可愛い名前してますが、展示はやたらとマニアック
せーりんし
ブレーキシュー的なあれですかね
にしても可愛らしいデザインだことで
制輪子みてキャッキャ喜ぶ小さなお子様はきっと将来有望
とりあえず右上の番号でググらないと何系か分からないのが近鉄
こいつは1400系だそうで(まだまとも)
さっきの3000系が電子チョッパのさきがけなら、こやつは界磁チョッパのさきがけ
界磁チョッパの方がコスト的にも良さげだったので、こっちが本採用されることになったそうで
んで、こやつと同時に登場した奈良線仕様が8810系
この2形式から顔がいわゆる角ライトくん*2になったそうで
球が切れたときは、プラスドライバーでくりくり回してパコッと開ける感じですかね
んで、こっちは吉野の方へ行く観光列車「青の交響曲」
「四季折々の風景と歴史に触れる大人旅。」を提供してくれる素敵な観光列車
あべの橋から貴族に大人気の吉野までを結ぶ列車で、季節のスイーツやら地酒やらを堪能できるそうで
あら、裏側も結構手が込んでいる…?
Takayasu Kitasyako only やら Shunting Electric Car やら何やら珍妙なアルファベットが描かれていますが、英語は体内に入ってこないようあらかじめ脳にフィルターがかけられているので、一種のデザインとして処理
・・・
「ちょっと待たんかい」という声も聞こえてきますが、これ撮ってたときは普通にそう思っていたのですよね…()
実はこいつは髙安車庫の入換機
元々1600系という車両でしたが、今は入換機に改造され、この2016年から青シンのPR目的(?)かこの塗装に*3
というのを、後日知ったんですよね
そんなことも知らず、2ショット撮るやつ
(別に入れ替え機でも全然良いんですけれど)
いざ、ごいどう
流石に自転車で山越えはキツイので、ここからは電車でご移動
どこへご移動?
五位堂です(蹴
ようこそされました
大軌デボ1型がお出迎え
こいつは、大阪電気軌道(近鉄の前身)が一番最初に開通させた、上本町~奈良の営業開始時に走り始めた車両
大阪と奈良の間に立ちはだかる生駒山を長大トンネルでぶち抜いた大軌は、そこを走るデボ1型に破格の大出力モーターを搭載
当時主流が50馬力×4だったのに対して、デボ1型は163馬力×2
13年後に登場する、燕追い抜き伝説で有名な新京阪P-6形*5が出るまでは、最強のモーターを持つ車両だったとか
開業早々とんでもない車両を導入するお近鉄
元々近鉄あやめ池遊園地にありましたが、閉園*6に伴い五位堂にご移動してきたそうで
脱線はさておき、いざ会場へ
早速お出迎え、多分近鉄版マルタイ
地面を突くから「つくつくぼうし」なのでしょうかね
ツクツクボウシは晩夏の日中に活動しますが、こやつが活動するのは夜なんでしょうな
で、そのお隣がはかるくん
こいつも丸ライトくんからの改造車ってことに驚き
で、お隣が…
モト90形の97-98…だそうで(?)
南大阪線系統(狭軌)の車両を、五位堂工場(標準軌)までご移動させる際に、こいつが仮台車を背中に乗っけて牽引してくるそうで
で、こっちの気持ちシュッとしてるのがモト90形94・96(多分)
養老鉄道の検査は移行後も近鉄が担っており、桑名から工場のある塩浜まではこいつがアシストするそうで
まだいるよ、モトシリーズ
モト75形77-78
こちらは主にけいはんな線車両(7000系、7020系)の定期検査および臨時検査を実施するために回送用として運用しています。
カンペやめい(MSゴシックかな)
んで、こちらがこの間引退した鮮魚くん
このときはバリバリ現役だったんですよ
伊勢で捕れたピチピチのお魚を大阪へ運ぶ、行商人列車
57年間運行されていましたが、時代の流れを受け2020年の春に引退
廃回後の今は、高安の留置線で寝ているみたいですが、どうなることやら
で、これが「きんてつ鉄道まつり」なんて可愛らしい名前に釣られてやってきた、少年少女に突きつけられたラインナップですか
マニアック路線も良いところですが、これはまだ序の口…
こちらは、2016年の第62回式年遷宮*7に合わせて登場した観光列車「つどい」
伊勢の魅力たっぷりな列車で、外見も内装もまさに人が「つどい」たくなるようなデザインです
まあ、実際に伊勢まで行って開発した車両でしたが、2018年にゴロッとリニューアル
湯の山線キャンペーンに合わせ、シックな感じに生まれ変わりました
参考写真が無いので、代わりにNゲージのリンクでも貼っておきますね
車内は沿線の景色を眺めながら飲食ができるデザイン
奥は「風のあそびば」という、窓から入る風が気持ちのいい遊べる感じの場所
床には、伊勢の特産品が施されていますかっぱえびせん言うな
2号車はバーカウンター
ここでお料理が提供される感じなんでしょうね
碧志摩メグちゃん
伊勢志摩のPRキャラクターで、海女さんの格好をしてます
お土産はしまかぜクリアファイルと、メグちゃんのクリアファイル
— じゅーろく屋 (@Hesitate__moon) 2020年2月26日
安土桃山時代からあると言われている太閤出世餅(写真はおまけで貰ったもの)と、地ビール(写真は自分用に呑んだの) pic.twitter.com/4Xf1KTjVwX
伊勢志摩旅行時にはお世話になりました
(おかげ横丁歩いてたらメグちゃんのクリアファイルが軒に売っていたので吸い寄せられた)
ラッピングバス走らせたり、声帯付きのアニメ作ったり、結構活発
そんなメグちゃんが、「つどい」の中にもいて嬉しく思った一枚
隣の車両では特産品の物販も
1000系
1000だから言って一番古いとは限らない
まあ、それでも最古参クラスにはいっていそうな気もするのですが、実際どうなのかはいざしらず
サニーカー
で、いいんですかね、これ
同じサニーカーでも幕がLEDだったりなんだったりでもうね…()
きんてつとっきゅう(はやい)
投げやりじゃあありませんよ
字数もありますしね?省エネ省エネ(
後日塗り替えられて出庫しました
色々なんかされてますね(
6日後出庫しました
台車もこうもいっぱいあると圧巻
凄そう(小並
こんな感じの解説もしてくれているのですが、何が何やら(
ごつい
なんかカッコいい
これは知ってる
連結器 だよね…?
The工場 って感じ
こちらの解説パネルはまだなんとなく理解できますね(違
You've better better stay !!
You've better better begin the prayer to play !!
稼働時はここを部品たちがコーナー攻めていくんですかね
近鉄ファイヤーはしないし、JRファイアーもしない
えるしーかー
どうやら横にあったロゴが消されていたみたいですね
先週は桃でしたが、今回はお近鉄の特急
どこでみてもやはり大迫力
「きんてつ鉄道まつり」の名からは想像できないマニアック度
もう会社全体が沼に浸かりきっているのでしょうな
パンタ
どれでも3つ1050円(んなわけ
新鮮な駅名標たちが並ぶ卸売市場
「十六夜」とかあれば有り金全部ぶち込むんですけれどね(
こっちは座席
オープントップなスカイバス
京都でも明星観光が似たようなものを走らせていますが、こちらは近鉄バス
んで、こっちは日本最長の路線バスで有名な、八木新宮線のバス
新車導入に伴い、お役御免となりました
せっかくなので、座席に座ってプチ最長路線バス気分
2人がけ座席にドリンクホルダー、シートベルトと観光バスのような車内
流石日本最長か
ガラケーとか今どき誰が使っているんだ…
(ここにいた)
運賃表もおっそろしいほどにでかい
改めてこのバスの恐ろしさを実感するばかりです…
(画像のルートは4km足りませんが)
というか、未だに奈良県南部に何があるのか分からない…
(乗れってか、そういうことなのか)
で、こっちは近鉄模型ワールド
癖の濃い車両が集っております
こっちにはスズメバチ、アーバンnext、5200系、3200系、阪神1000系、さっき見たはかるくん…
_人人人人人人人_
> はるかくん <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
何やってんだお前
そして帰宅
五位堂から高安にまたご移動して(もういい)、チャリンコ回収してぶらぶら撮影
トワイライトエクスプレスみたいなのが行ったり来たりだったので、待ってみたら案の定
クラツー専用列車の「かぎろひ」ですね
種車のスナックカーがぼちぼち引退ですが、こちらはどうなることやら
当時はやっと半分ってところの旧塗装
なんだかんだで近鉄特急といえばこの塗装
車庫にはあおぞらくん
お近鉄の車両がズラズラっと並んでおります
近くの踏切で軽く撮影
カーブが良い
2610系
戦前車両置き換えって、君結構年季入ってるのでは…?
とんでもねえボロが平気な顔して山超えてるのが近鉄ですから、ほんと侮れないもんで
振り返れば貫禄の山々
いつもの生駒山地も、別のフィルターを通して見れば、特別な場所になる
光線キッツいですが、ラストにアーバンplusを抑えて帰宅
暗くなり始めたときが一番轢かれやすいんですよね…()
そんなわけで、やや長文なりましたが、これにて「きんてつ鉄道まつり」探訪記事終了です
今回の公開は、これまで吹田の公開ぐらいにか行かなかった私にとって、初めてのJR以外の車両所公開イベントでありました
というのも、この来訪の一年前にとある方がここの記事を書いていらっしゃったんですよね
それがこちら
だいたい私が近鉄関係でアクション起こすなら大体こちらの影響になるのですが、今回も例に漏れず、ということです
こちらの記事を読んで、「ほへぇ、JR以外も結構面白いイベントやってるんだなぁ」と思い、参戦を決意
ぶっちゃけ京都と大して変わらないぐらいの距離でしたが、それでもえっちらおっちらボロ転がして参戦
結果としてはやっぱり面白いもんがいっぱい見れましたし、いっぱいお見舞いされましたね
(とりあえず撮って、後で調べるパターンではありましたが)
まあ、結局翌年からは土日にみっちりバイトが入った関係でご無沙汰のお近鉄公開
今年は何とか行ければなぁと
そして完全なる後日談にはなりますが
今回もご本家さん(?)、ばっちり行っておられましたね
5回に渡ってみっちり、愛のこもった解説がなされているので、こんな上っ面だけのWikipediaコピペブログよりかは十二分に参考になるかと思われます、はい
(わからんと匙投げたところもしっかりカバーされておりますので)
そんな感じでしたが如何だったでしょうか
(最後ただの宣伝でしたが)
いつもに増して無知っぷりが露見適当な文章になっていましたが、まあそれだけ近鉄が沼だったってことで(
ちょくちょく勉強はしているものの、やっぱり恐ろしいほどに深いんですよねぇ
(そして、電気系に対する理解を避けて通れない)
まあ、せっかく同じ府内を走っている会社ですから、引き続き理解の方を深めていこうかと思います
次回はまた圧縮編になるかな~?と思っております
(一本書けそうなネタが年明けまで無いので)
まあ、引き続きごゆるりお待ちいただければ幸いです
というわけで、今回もお付き合いありがとうございました
では、以上