秋風に吹かれ、ぶらり摂津自転車旅 ～その2 福を求め走り出せ、ただの住宅街には興味ありません ～
どうも、早くも大学生活にマンネリを感じる既望路です。
とりあえず絶賛就活ならぬバイト活動中です…
(なぜだ… なぜ電話が来ない…)
気が付きゃ新生活開始から一か月、アッという間で御座います。
(この一か月なにがあったんだろ…)
お友達ができるのはまだまだ先のことですが、まあ頑張ります。
というわけで後編です。
頑張って終わらせます。
でしたね
では、続きをどうぞ！
阪神の撮影を終えて、さらに西へ西へ
やって来た先は
ドドン
やって来た先はこちら「西宮神社」
聞いたことがある方もいらっしゃいますかな…？
こちら、七福神の一人であるえびす様を祭るえびす神社の総本社です。*1
この神社で有名な行事といえばこれ、「十日戎開門神事福男選び」
TVなどで開門と同時に大量の人が全力疾走するシーンを見たことがある方もいらっしゃるのでは…？
有明駅の始発列車から大量の人が全力疾走するところなら知っている？
きっとそれは別の祭りです
大垣駅着の夜行列車から大量の人が全力疾走するところなら？
きっとそれはただの乗り換えです
恐らく有名な「福男選び」
その開催地がここ西宮神社です。
毎年1月10日に今年一年の福を勝ち取ろうと多くの参加者が募ります
(しかし抽選)
230mのコースを走って、ゴールにいる神主さんに抱き着いたら勝利です。
(神主さんも大変だ…w)
福を得るのも中々大変なものです…w
(まるゆの合成？なんのことやら)
左手、右手、口、左手、柄
これを一杯の水で5回に分けて行うといいとか
実際にどこを走っているのかは分かりませぬ。
本殿
8月6日の空襲で燃えています。
中を探索します
いい味出てます・・・。
ん？あっさりしすぎている？
だって、あまり覚えていn…(ry
えびす様にお祈りをし、西宮神社を出発します。
(前回は仏、今回は神。日本人の信仰なんてこんなものです)
見つけたのは確か西宮駅前
バスを流用したお店のようです
下の青い塗装のバスは岡山の方でも似たようなものを見つけましたね、確か
中がどうなっているのか、気になるところですが次へ行きましょう
そうしてやってきたのは阪急西宮北口駅
有川浩の「阪急電車」にも登場する駅なので、ご存知の方もいらっしゃることでしょう
(読みやすい本なので、まだ読んでいない人は是非)
西宮北口、門戸厄神、甲東園、仁川、小林、逆瀬川、宝塚南口、宝塚
累計7km、片道15分というわずかな路線
銚子電鉄よりは5分早いですね
(銚子電鉄 ～片道20分の軌跡～)
まあ、私も乗ったことが無いので詳しくは先ほどの小説をご覧ください(
さて、なぜわざわざここまで来たのか
(先ほどの位置から北上する形です)
有名撮影地があるわけでもなければ、有名観光地があるわけでもない。
ごく普通の駅前の進んでいく
やってきたのはとある喫茶店。
見た目はごく普通の喫茶店ですね
でも、ただの喫茶店には興味ありません。
そういうことです。
こちらアニメ業界の金字塔、「涼宮ハルヒの憂鬱」の聖地で御座います。
せっかく西宮に来たのだから、たっぷりと楽しもうじゃないか。
というわけで、軽く聖地巡礼といきます。
西宮北口から神戸線沿いを西へ進み、夙川駅から北へまっがーれ↓して甲陽線沿いを北上
やってきたのは夙川のほとり
未来人の方はいらっしゃいませんでした(
え？誰が未来人かって？
それは禁則事項です
それっぽいベンチを発見
2つ並んでいるベンチってこれぐらいだったんですよね…
夙川沿いを北上し、甲陽線沿いをただただ北へ
ここも有名な水道路踏切
上手いこと列車が来てくれました
アニメの方では「脱線不可避」*4「名鉄甲陽線」*5など言われておりますな…w( (
そんな京アニも気が付けば素晴らしい鉄道描写に…
(響け!ユーフォニアムの13000系の細部に至るまでの完成度には驚いた)
つづいてこちらのマンション
(急に明るくなったのも禁則事項です)
長門がいるマンションですね(ビッグ7はお帰り下さい)
さらに坂を上る
自動販売機の中身を補充するトラックがずっと待機していたので、10分ほど待っていました…w(
周囲は西宮七園の一つ、甲陽園という高級住宅街です。
西宮七園とは関西で名高い、西宮にある7つの園が付く高級住宅地の総称です。
(別に全部集めても願いは叶いません)
甲子園*6、甲風園*7、甲東園*8、甲陽園*9、昭和園*10、苦楽園*11、香櫨園*12の7つ
(香里園？京阪電鉄は京都へお帰り下さい)
阪神やら阪急やらが作ったものもあるらしくて
西宮には、もう少し広く言えば兵庫の都心部にはこういった高級住宅地がやたら多い気がします。
(六甲山系の麓はお金持ちに人気)
神戸はオシャレというイメージがありますが、もしかしたらこれも影響しているのかもしれませんね(阪神間モダニズムの流れ?)
まあ、西宮も神戸の隣のようなものなので、神戸にひっくるめてもいいかと(
(芦屋市？はて)
なので川崎神戸造船所生まれの彼女もお嬢様気質なのでしょう…
(とぉぉ↑おう↓)
別に駅前に映画撮影のコスをした方々はいませんでした。
手軽なハイキング気分をいやいや満喫できる例の通学路
時刻は午後5時
ご覧の通り、もう真っ暗です。
ここから大阪までまた自転車で帰らねばなりません…
というわけで撤収！
夙川を下り、西宮を東へ
そして市境の武庫川沿いでまた一枚
もう真っ暗だったので、適当な亀で済ませておきます(
武庫川を渡る新快速を一枚
暗闇の中、国道2号線を東へ東へ
ついに帰ってきた大阪府、ここから大阪横断で御座います…
道はまだまだ長い…
街を照らすビルの明かりと、それを写す淀川
大阪の夜は眩しいです。
右も左もあかりでいっぱい。
いつか上からも見てみたいものですな…
淀川を渡り、梅田へ向かう阪急線。
帰宅客(と夜勤客)を乗せ、闇を切り裂く
淀川を渡り、大阪へと向かう新快速。
帰宅客(夜勤客)を乗せ、闇を切り裂く
各地から淀川を越え、大阪市街へと向かいます。
私も帰宅へと向かいましょう。
あれは大阪市内もやっと抜けるぞという場所
突然の豪雨に見舞われました…
これはマズイ
持っていたビニール袋にカメラの入ったカバンを詰め込み、上着の懐へ
まったくやむ気配のないこの豪雨の中、必死に家へ向かいます。
雨が強く体を叩き付け、視界を遮る。
横を行く車に水を跳ねられならがも、ペダルを漕ぐ
10月の夜はもう寒い、雨で冷え切った体に容赦なく雨が降り注ぐ
空が発光に包まれ、雷鳴が轟く
なんと大雨に続き、雷まで降ってきました
(雷が降ってきた？もしかして空から美少女が？ 艦これのやりすぎです)
空がまた光り、同時に「ドゴォンッ！！」という胸の奥にまで響く雷鳴と地響き
どエライのが近くに落ちたぞ…
雷鳴に負けないぐらいに悲鳴を上げる足に鞭を打ち、ペダルを踏み漕ぎます
あと数キロ、動け動けっ
神社にお祈りをした結果がこれだよ！
でも、「雨に打たれただけで済んだ」と考えれば効果もあったかもしれませんね
なんとかたどり着いた我が家に滑り込むように入り、今回の旅は幕を閉じました。
今度からは複数の天気予報を確かめなければなりませんね…
(とか思うも、この後も何度か雨に打たれる)
淀川のほとりでのんびり撮影をして、甲子園や阪神線を覗いて西宮神社へお参り。
中々ぶっ飛んだ旅行でしたが、今のなれば悪くはない思いで…
まあ、一時の悲劇も人生の喜劇になる。そういうものです。
(カンテレを鳴らしながら)
さてさて、次回は帰ってきた鉄道ネタです。
鉄分豊富な内容でお届けする予定です！
とくに脱線もしないと思うので(いつもそう言って脱線)、ざっくりと紹介したいと思います。
目指せ、GW中の更新！
一週間以内にまたお会いできるよう精進致します
では、以上
