既望月を旅路の友として(旧)

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桜Blossom -後編 八重の桜と名車達-

どうも、家庭科がまだ帰らずなんとか生きている十六夜98レです

最近は寒いですね…

大阪では雪もちょっと降ったみたいです(当然積もるほどは降っていません)

例年より少し早い霜焼けに奮闘しつつの更新です

 

今回は嵐山花見編後編と行きたいと思います。

今回で頑張って終わらせるので長くなると思います…

(恐らく今回は写真中心だと・・・)

 

 

では、毎度長い前置きはさておき、早速記事をどうぞ!

 

 

 

嵐電嵐山駅に到着後、母親氏と妹達おみやげ店へ

 

自分はその間、写真を撮っていました。

 

 

 

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嵐山の春

 

この11号系統で大覚寺の近くまで行けます。

 

 

 

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桜並木を駆け抜ける京都市バス

(白飛び…orz)

 

 

 

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京都ではお馴染みの人力車が桜並木を駆け抜けます。

 

ここは結構交通量が多く、かなりの頻度で被られました…w

 

 

買い物が終わり、いざ渡月橋

 

 

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見事な八重桜が頭上に咲き誇ります

 

 

歩くこと数分…

 

 

 

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かの有名な嵐山渡月橋へと到着しました!!

 

橋脚と橋桁は鉄筋コンクリートでできていますが、それ以外は木製というなんとも趣深い橋、一番初めの橋は834~848年に架けられたらしいです

ちなみに架けたのは高野山金剛峰寺で有名な空海の弟子である、道昌という僧と言われています。

 

春は花見秋は紅葉と春と秋は観光客で賑わい、それ以外の季節でも嵐山を代表する風景として大きく賑わっています。

 

 

 

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点々と芽吹く桜の木が春を感じさせます。

 

 

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松と桜と法輪寺、そして桂川をまたぐ渡月橋

これぞ春の嵐山っ!

 

 

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この「渡月橋」という名は鎌倉時代の元天皇である亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことが由来らしいです。

(Wikipedia先生より)

ちなみに「くまなき月の渡るに似る」とは「満月が空を渡る姿に似ている」という意味らしいです。

 

 

月が夜空を渡る橋…  ロマンチックですね…

 

 

 

そんな千年以上前の天皇も心動かされた橋を桜と共に愛でます

 

 

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桜と渡月橋

 

 

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松と絡めて撮る渡月橋もそれっぽくていいですね…

 

 

 

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枝垂桜の中の渡月橋

 

ちなみにこの川は全体を通して「桂川」となっていますが、渡月橋より上流を「大堰川(おおいがわ)」、下流を「桂川」と呼ぶ習慣があるみたいです。

 

 

 

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可愛らしい花を芽吹かせる八重桜

 

 

 

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活発なかつお節を躍らせるたこ焼き ((京都に来てもたこ焼かよ…

 

大阪の観光地のたこ焼きは高いんですよ…w

(そんなことを言うと家で作ったのが一番安…ry)

 

 

 

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水の流れって素晴らしいですね…

奥の桜と絡み合い、優美な世界を描いています

 

 

さて、嵐山の花見も終え、お次の目的地へと向かいます。

 

渡月橋から少し歩き、付いたのはJR嵯峨嵐山駅

そしてトロッコの始発駅であるトロッコ嵯峨駅

 

 

 

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D51-51が動態保存されていました

 

吹田や福知山の方を駆け抜け、廃車後は大阪府枚方市の樟葉モールに展示されていましたが、現在はここ、嵯峨嵐山にて保存されています。

 

 

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蒸気機関車の代名詞であるデゴイチ

この51号機は初期形のD51で煙突から伸びたドームが特徴的なことから「ナメクジ形」と呼ばれています

(決してハチクジ形ではないのでご注意を…w(( )

 

 

ここトロッコ嵐山には19世紀ホールと呼ばれる多くの蒸気機関車が動態保存されているスペースがあります。

この51号機はその余興と行ったところでしょうか

 

ということで中に入ります。

 

 

 

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さっそく大迫力の蒸気機関車たちがお出迎えです。

折角なので順番に紹介したいと思います。

 

 

 

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まずは一番左の機関車「C56-98」「はと」のHMを付けています。

1937年に日本車輛で制作され、木次や苗穂と全国を転々とし活躍した蒸気機関車です。

引退後は共永興業株式会社でしばらくの間保存されていましたが2001年にこの嵯峨へとやってきました。

この「はと」は戦後初の特急列車である「つばめ(当初はへいわ)」の姉妹特急として誕生した種別で、東京ー大阪を8時間で結んでいました。

 

 

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続いてこちらD51-603」は1941年に日立製作所で制作され、宇都宮、岡山、稲沢、滝川とこちらも全国を駆け巡り、最後は北海道の方で余生を送っていました。

各地で蒸気機関車が廃れていく中、1975年に国鉄蒸気機関車最後の工場研修を受けました。

最後の工場研修ということでお召し機関車並の美しい外見で出場し、同年の12月に国鉄蒸気機関車最後の貨物運用に就きました。

(最終運転のひとつ前という説もあり)

 

最終運用を終え、引退をした後は国鉄最後の蒸気機関車車庫である追分機関区で静かに東京の国立科学博物館に渡されるのを待っていました…。

 

しかし、1976年に発生した追分機関区の火災で多くのDD51と共に大半を消失し、博物館への展示は中止になりました。

 

そして現在はここ、19世紀ホールにて痛々しい姿でありながらも懸命に保存されています。

 

 

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続いては「C58-48」

1938年に川崎重工にて制作され、直方、熊本、釧路と全国を津々浦々旅し、1947年に引退となりました。

引退後は共永興業株式会社によって保存され、2001年にここへとやってました。

HMの「つばめ」は言わずと知れた国鉄の代表格である特急列車のものです。

1930年に運行を開始し、途中戦争の激化で一時的に廃止になるも6年後の1949年にふたたび「へいわ」として運行を開始。

翌年に「へいわ」から「つばめ」に名称を変更し、1975年の山陽新幹線開業までの半世紀の間、東海道山陽本線を走り抜けました。

 

 

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こちらの一風変わった蒸気機関車1921年にドイツで制作されました。

初めは阿波電気鉄道に就いていましたが、国有化後は鉄道省編入されました。

当時の鉄道省はあまり長く使わないということから私鉄時代の形式に阿波鉄道の「ア」の文字を足し「ア4形」としました。

国有化後は岡山で入れ替え機として活躍していましたが、1936年に廃車され、鷹取工場で保管されていました。

そして鷹取工場の技術者養成の実用機として復帰し、「若鷹号」命名され工場内で第二の車生を送りました。

そして2000年の鷹取工場閉鎖に伴いここ、19世紀ホールへとやってきました。

 

 

 

そんな数々の歴史を残した蒸気機関車たちがここで眠っています。

 

蒸気機関車一両一両にそれぞれの歴史が詰まっているんですね…

 

 

そんな蒸気機関車たちを後に近くの踏切へと向かいます

 

 

特に綺麗に撮れるというわけではないのですが、ここで"ある車両"を狙います。

 

そう嵯峨野といえばこれです…

 

 

 

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黒と赤が眩しいトロッコ列車が終点のトロッコ嵯峨向けてやって来ました。

(またしても白飛び…)

 

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 こう見ると中々おしゃれです。

 

四季折々の保津峡を駆けるトロッコ列車

いつかこれで保津峡を眺めてみたいです。

 

 

f:id:ugomemo-kyuuya:20140407160510j:plainそして発車

ロッコ亀山目指し、また走り出します。

 

この黒いDEが九州の機関車を彷彿させます。

 

 

ここから先ほどのトロッコ嵯峨に帰ろうとした途中、なんと外国の方に話しかけられるという事案が発生しました。

 

すべての教科の中で英語が一番苦手で、テストも60点以上は取ったことが無い自分に英語で案内なんてできるのでしょうか…

 

 

答えはNoでした…w((

 

 

どうやら道に迷っているらしく、○○寺に行きたかったらしいです。

要望はジェスチャーも混じっておりなんとなくで理解でしましたが、まずそのお寺がどこにあるかが分かりません…。

 

英語で自分はそのお寺の道順を知らないと言えればいいのですが、コミュ症スキルが発動したせいか、ずっとアウアウしていました…(情けない…

 

そうするとこちらの意志を読み取ったのか向こうの外国の方が質問内容を変えました。((なんてありがたい

 

「Where なんとか?」 

 

きっと私は今どこにいますか?

と言っていたのでしょう。

 

とりあえずその外国の方が持っていた地図を参考に、自分が今いる場所を伝えました。

 

あれほど勉強した4年間はなんだったのかと自問自答しながらその外国人を見送りました

 

次に合うときはもうちょっと分かりやすいお寺でお願いします((ぇ

 

 

そんなトラブルに見舞われながらも家族と合流し、帰路へとつきます。

 

 

 

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 最後は嵐電に乗り、西院からは車で帰りました。

 

 

初の路面電車や嵐山、数多くの蒸気機関車にふれあい、とても充実した一日でした。

(あと自分の英語力の未熟さについても思い知りました…w)

 

 

と、これにて嵐山お花見編を終わります。

 

今回は中々早いペースで更新できたのではないのかと思っています…w

 

次回は学校の遠足についての記事を書こうと思っています。

場所はとある有名な某所です

 

是非、お楽しみに!

 

では長々と続きましたが今回はこれにて終了させていただきます。

 

では、以上。