青春夏物語 紀伊編 ~スルスルッ ゴクン 悲しき吊り橋と緑の神々~
どうも、懇談期間で絶好の勉強期間のはずですが、きんモザとキルミーベイベーばかり観ている既望路です。
勉強は明日やります。(=やらないの意)
高3にもなって英語の助動詞が覚えられないという致命的な欠点を抱えております…( (
本来の受験生なら既に語彙に入っていることでしょう…( (
受験も大変です…
久々にみなさんのブログを拝見させて頂きました。
そして自分も更新したくなったので更新したというわけです。
(幸い、明日提出の課題はないので日付が変わっても大丈夫なはずです…( ( )
(追記:とかいいつつ、結局は2日引っ張りました…w)
まあ、そんなことはさておき…
青春夏物語も気が付けば残り2回(の予定)
これが終われば大学のOC帰りに撮った写真を軽く紹介して、奈良編に入るでしょう…
もしかしたらしばらくは近鉄のターンが来るかもしれませんね…w
誰とは言いませんが、首を長くしてお待ちください…w( (
では、早速本題へ入りましょう!
前回の夏物語!
(♪ジャンッチャンチャンチャン パパパッパーパッパッパー…)
色々な歴史の中で和歌山線から紀勢本線になった紀和線を通ってやってきたのは三種の石垣が出迎える和歌山城、そしてこれから和歌山駅に戻ることに…
それだけでしたね、はい。
では続きをどうぞ!
行きと同じ105系に揺られること数分、列車は紀和駅を過ぎ和歌山駅に向かっています。
そこで今回同行する某氏にもう一度連絡を送ってみることに…
赤と黒のガラケーを開き、某氏のメールアドレスを選択すると、とある出来事に気が付きました…
なぜ今まで気が付かなかったんだ…
そう思いました…w
なんと、メールアドレスのドメイン名が見慣れたYahooのものでした…w
道理で返事がやってこないわけです…
(某氏が常にノートPCを持ち歩いていない限り)
どうやら某氏は寝坊もせず、ちゃんと駅で待っていたようです…orz
なんと申し訳ないことをっ…
友人のスマホにテザリングを行ってもらい、某氏と連絡を取ります。
ひとまず表面的な問題は解決しました。
和歌山駅に到着。
ここで和歌山城で見事なセクシーポーズを見せてくれた鉄道音に詳しい友人がバイトのため、離脱します…。
さらば、また明日会おう…((
これで現在は自分と223系好きの友人の二人になりました。
紀州路快速に乗り込んだ友人を見送り、集合場所に向かいます。
大きな改札を構えた1番のりばで、某氏は一年前と変わらぬ髪g… 容姿で待っていました。
というわけで、今回の和歌山遠征で同行するゲストを紹介したいと思います。
ブログで知り合った方には馴染みの薄い方かもしれません、「マル」氏です。
簡単な説明をすると「ゆるゆりの綾乃ちゃんとスク水を愛する、音MAD作者」ですね(
4年ぐらい前に、「うごくメモ帳」というはてなのサービスで出会いました。
まあ、今回はそんな彼も案内役を兼ねて一緒に同行です!
メイドさん、223系、スク水という奇妙な編成は早速和歌山駅の改札へ
そしてやってきたのは和歌山駅構内にある丸美商店というラーメン屋です。
和歌山に来たならラーメンですね!
「中華そば」を注文です。
キンと冷えたお冷で乾いた喉を潤し、早速頂きます!
クセの無い旨味香るスープから細めの中華麺がスルスルッと口に入っていき、口の中が「旨」に支配されます…
フニフニのナルト、クリクリのキクラゲ、そして柔らかくフニャッとしたチャーシューもこれまた旨い。
味覚には鈍感な自分ですが、今まで食べたラーメンの中では上位に君臨するでしょう…
和歌山でラーメンをお求めなら、ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか?
和歌山ラーメンは現地では「中華そば」と呼ばれており、豚骨醤油味がベースになっています。(細かい分類有り)
快速湯浅行きでお馴染みの湯浅などの醤油の産地が近かったことや、スープの材料である魚介類、豚骨、鶏ガラが手に入りやすかったことから戦前からラーメンが食されており、戦後にはラーメンの屋台が軒を連ねたみたいです。
関西でラーメンと言えば和歌山です
(少なくとも自分の中では…)
旨味をたっぷり補給したところでお次はとあるお店へ…
駅から歩いて5分足らず、ついた場所が…
おなじみのアニメイトです!((
(まあ1軒だけですからね…w)
店の規模としてはわりとちっちゃかったです…w((
しかし、ちゃんと東方コーナーはありました
テチテチと足あとが続いております…
一日乗り放題切符を購入し、早速車内へ
貴志周辺の特産品であるイチゴをふんだんに使用した「いちご電車」です。
原材料:炭素鋼、その他色々
この車両はJR九州でお馴染みの水戸岡鋭治さんのデザインです。
水戸岡さんはJR九州の他、両備グループ(後に記載)のデザイン顧問も務めていらっしゃいます。
東急車輛で製造され、南海車両工業で改造を受け、大阪車輌工業でいちご電車へと改造されました。
ご覧のとおり、この車両は元々南海の車両でした。
(まあ詳しいことは後ほど…)((脱線フラグ
「路線図|和歌山電鐵株式会社」より引用
和歌山を出た私達一行は、終点の貴志を目指して、列車に揺られます。
中々面白い駅名票です
この和歌山電鐵は駅によって色々な種類の駅名票があるので、一つの見所かもしれません
一度やってみたかったので、持ってきましたw
この和歌山電鐵には関西では数少ない、鉄道むすめのいる会社にもなっています。
(実はスタンプ集めも兼ねての乗車だった)
のんびりと列車は田園地帯の中を進みます。
木の架線柱があったりと中々レトロな雰因気も有ります
そして終点の貴志駅です。
本日はニタマ駅長がタマ駅長の代行を務めています。
(といっても寝ているだk…)
一目見ただけなら「タマ」駅ですね…w
駅デザインも中々凝っています
せっかく終点駅まで来たので、周囲をぶらぶらと散歩します。
遠征で散歩かよ!
とお思いになるかもしれませんが、たまにはこういうのもいいものです…w
駅近くの(ほとんど使用されていない)踏切にて
いちご電車は再び和歌山へ向けて走りだしました。
貴志川沿いをのんびりと歩いていきます…
カモ!秋津洲ではないです
夏場の夜には蛍が見れるという情報も…
更に茂みの奥へと向かっていきます…
(帰れる保証はないです)
結構こうい怪しいところには突っ込んでいってしまうタイプです…w((
(もちろん、危険な場所には行きませんが)
橋の下へと到着しました
日本工業規格JIS
一体何を訴えたかったのか…
折角なので川の向こう側へ行ってみようかと・・・
底が木で出来ていますが、普通の吊り橋ですね…
(腐ってないといいのですが…)
いや、普通じゃなかった…www
ゆらゆらと揺れる橋の上、いつ底が抜けるか分からないというスリルの中、前へ進みます…
貴志川
高野山西麓の辺りから右へ左へ逸れながら、紀の川に注ぐ河川です。
紀の川水系の中では最大の河川ですね。
何かおかしい…
よくよく見てみると扉と思っていたオレンジ色の柵の両端が縛られています…
両端が縛られている
↓
開けることができない
↓
入れない
↓
立入禁止…?
これはやばいぞ…
(普通の橋じゃなくて不通の橋だった…((黙)
と思った最中、橋から嫌な音が…
その途端、今まで軽快に動いていた足が急に重くなりました…
急に鼓動が大きく感じるようにも…
傍らに華はなく、いるのは二人の男。
もしや、これが吊り橋効果ってやつでしょうか…?
嫌だよこんな吊り橋効果…ww
まあ、咲夜さんとなら大歓迎ですが(黙
怖がる咲夜さんも、わざと揺らして楽しむ咲夜さんも良いと思いませんか…?((黙ろうな
「男三人で揺れる吊り橋を渡った夏休み」
むさ苦しさしか感じませんね…(
入り口まで戻ると茂みの中に扉があったので、戻しました。
この先、同じようなむさ苦しい吊り橋効果を感じる人が出ないためにも…((
恐らくこれが今日のハイライトでしょう…w((
ぼちぼち駅の方に戻ります。
横切った軽トラの荷台になぜかスイカがありました…w
時速30km/hほどで横切るスイカも中々シュールでした(
再びやってきた貴志駅
列車の到着までまだ時間があるのでカフェで休憩します。
カフェの名前は「タマカフェ」
アイスクリームを一つ注文しました。
暑い夏にはひんやり甘い、アイスクリームですね!
このたまカフェは改札横にある落ち着いた感じのカフェです。
和歌山電鐵のグッズやたま駅長のグッズも取り扱っているので、タマ駅長、ニタマ駅長に会いに来た際にはぜひどうぞ
再びニタマ駅長
猫の中ではミケが一番好きですね…
方向幕ストラップコラボ第二弾
改修工事後はどうやらこちらに変わったみたいです
やってきたのはまたまたいちご電車でした
のんびりとした田園地帯を進み、お次は貴志川線の中間駅である「伊太祈曽駅」へ向かいました。
15分後、伊太祈曽駅に到着です。
駅構内には可愛らしい二灯式信号機がありました。
先ほどの貴志駅へと続いています
構内にはたま電車が止まっていました。
同じ猫耳電車でもこちらは高速走行が難しそうですね…w
こちらも水戸岡さんがデザインした車両で、斜体には101匹のタマが描かれています。
(101匹タマちゃん…(ボソ) )
伊太祈曽駅の改札を抜け、向かいの伊太祁曽神社へと向かいます。
この伊太祁曽神社はWikipedia先生によると式内社(名神大社)、紀伊国一宮で旧社格は官弊中社、現在は神社本庁の別表神社。
らしいです。(なるほど、わからん)
式内社(しきげしゃ):平安時代中期に醍醐天皇の命により藤原時平、忠平が編纂した「延喜式」(三代格式という律令の補足みたいなものの内の一つ)の中に記された全国の神社一覧
名神大社(みょうじんたいしゃ):名神祭(国家に大事があるときに、臨時に祈願した祭り)の対象の神が祀られている神社
一宮:その地域で最も社格の高い神社
(ex,尾張国の一宮は真清田神社で、一宮市の名前もこれに由来する。 JRの尾張一宮、名鉄の名鉄一宮の"一宮"も元を辿るとこの一宮ということに)
旧社格:明治維新後に延喜式を倣って新たに神社を等級化した制度。
官弊中社:祈年祭(一年の五穀豊穣を祈る祭り)、新嘗祭(その年の収穫に感謝する祭り)に国から奉幣(天皇の命で奉献することで、天皇が自ら御親拝することも)を受ける神社。
(元々は神社は国が管理)
別表神社:社格制度(旧社格参照)廃止後、全ての神社は平等の立場(ただし伊勢神宮は除く)としたが、官国幣社や一部の規模の大きい神社を他の神社と一緒にすると不都合が起きることから、特別な扱いをされている神社。
Wikipediaと日本史の教科書を駆使し、展開していった結果がこれです…w
ざっくりまとめると
・平安時代からあり、国が困ったときに助けてくれる神社
・和歌山の中でかなり偉い(県内トップ3入り)
・大切なお祭の時に天皇が参拝(御親拝)するぐらいの神社だった
・平等と言われている今でも特別扱いされるほど凄い
ということですね!(((
自分は研究者でも専門家でもない素人なので、合っている保証は無いです…w
まあ、そんなとてもありがた~い神社に行ってきたわけです。
境内にあったときわ山古墳
横穴式石室古墳
古墳時代中期に朝鮮半島の影響を受け、九州北部に出現した後に後期には全国へと広がっていきました。
こういった古墳は初めて見ましたね…
(前方後円墳なら学校の庭に幾つか埋まっていますが…w)
拝殿
ここには木の神である「
五十猛命は林業の神として信仰され、林業が盛んな紀伊国では古来より信仰されていたみたいです。
また、土の船を作り海を渡ったことから、造船、航海安全、大漁の神ともされています。
ちなみに、
まあ、この五十猛命が何者かというと、この国に木を植えていった神様です。
(その際、大屋都比賣命と都麻津比賣命の二人の妹も一緒に植樹)
まあ、今この国に緑が覆い茂っているのも彼らのおかげかもしれません
五十猛命の御神徳にちなみ、くぐると厄除けになるらしいです。
木彫のアニマル達
子~亥までいます。
須佐之男といえば京都の八坂神社が有名ですね
(近くには何度も行っていますが、未だに訪れたことが無いです…orz)
では須佐之男とは一体どんな神様なのか…?
簡単にいえば
まあ、神話をざっくりと知るにはこちらが分かりやすいでしょう…
(なお、須佐之男がDOQだったり、ニートだったり、マザコンだったり、シスコンだったり、ロリコンだったりで色々とひどい内容にはなっていますが…ww)
ちなみに五十猛命らが植えた木々も元は彼の体毛です…w((
苔が茂る道をゆきます…
先は極普通の神社でした。
ということでそろそろ駅に戻ろうと思います。
今回はいつも以上に長くなってしまいましたが、この辺りで閉めさせていただきます。
(ラーメンの記事からそろそろ7時間が経過します…w)
次回はいよいよ和歌山編の最終回!
そろそろ終わりに見えて、実はまだちょっと回りますw
そしてついに"ヤツ"が現れましたっ!
さてさて、次回はどうなるのでしょうか…?
それは次回の更新までのお楽しみということで
実は既に期末考査2週間前に突入しています…
なのでもしかしたら次の更新は来月になるかもしれません…orz
まあ、のんびりとお待ちください…
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
では、以上。